コラム
マンスリーマンションの選び方
長期出張のため、大学受験のため、建て替えやリフォームで一時的に仮住まいが必要なためなど、さまざまな理由でマンスリーマンションを借りる人がいます。マンスリーマンションを選ぶポイントは、用途や期間などによって変わってくるでしょう。そこで、マンスリーマンションを選ぶ際に考えたい、3つのポイントを見ていきましょう。
○ポイント1 立地で選ぶ
マンスリーマンションを選ぶ場合、どこに住むかはとても大事です。短期間だけであれば、思い切って自分が以前から住みたかったエリアを選ぶのもいいでしょう。出張や短期の転勤、受験などで、マンスリーマンションを利用する場合は、駅が近いなど、移動しやすいかどうかを考える必要があります。車で移動されるという場合は、駐車場の有無などを確認しましょう。また、生活することを考えると、スーパーやコンビニはもちろん、ドラッグストアや銀行、郵便局が近くにあると便利です。自分にとって必要な施設があるかどうかを確認します。ほかにも女性がひとりで暮らす場合など、環境の確認も必要です。昼間だけでなく、夜間に訪れてまわりの明るいさや、騒音などがないかの確認もしましょう。立地が自分にとってあっているかどうかでは、マンスリーマンションを選ぶうえで大きな決め手となります。
○予算から選ぶ
マンスリーマンションを借りる場合、立地と合わせて考えたいのが予算です。マンスリーマンションは、さまざまな要素で賃料が変わります。たとえば、駅から近い、遠いといった立地良しあしや、人気のエリアかどうか、物件の広さ、物件の年数、マンションかアパートか、設備がどれくらい揃っているのかなどです。また、水道光熱費やインターネット使用料が、込みの場合と別になっている場合があります。予算からマンスリーマンションを選ぶ場合は、賃料だけでなくそれ以外にかかるトータルの費用を考えましょう。
○家具家電など設備で選ぶ
マンスリーマンションのメリットのひとつが家具や家電などの設備がそろっているところです。ただし、用意されている家具家電は、運営会社や物件によってさまざまです。たとえば、ベッドと寝具の両方が用意されている物件もあれば、ベッドはあるけれど寝具は別料金でレンタルできるという場合や、寝具の用意がないという場合もあります。また、食器やハンガーといった備品も、物件によって有無が異なります。初期の費用を抑え、快適に生活するためにも、必要な家具、家電、備品をあらかじめピックアップし、必要なものがそろっている物件を選ぶとよいでしょう。
いかがでしたか。実際には、上記の3つの要素を組み合わせて選ぶという方がほとんどです。慎重に物件を選ぶのも大事ですが、すべての条件を満たしている物件を探そうとして、時間ばかりかかってしまい、悩んでいるうちに空室がなくなってしまうということもあります。譲れない点にはできるだけこだわり、妥協できる点は妥協して、物件を選ぶと良いでしょう。